BveTs京急・都営浅草・京成
こちらでは、BVE都営浅草線・京急本線の運転の仕方や
標識の説明を行っております。
※なお、あくまでもこのBVEデータ内での取り扱い方ですので、実際の取り扱い方、
諸標の意味が違う場合がありますので、あくまでも運転をさらに楽しみたいという方のみ
ご覧いただければと思います。
保安装置について知ろう!!
保安装置についてまとめた動画です。ぜひ運転の参考にしてください。
・運転諸表・
エアセクションを知ろう!!
BVEの運転に直接関係はありませんが、実際の運転では非常に重要な設備となります。
一般的に「電車」と呼ばれる路線では架線という線路の上に張ったケーブルのような線から
電気を供給され走ります。
電気は供給点から離れていくにつれどんどん力が弱まっていきます。
そのため、全線を通して一本だと、供給点から離れた電車がほとんど電気を吸えない状態になってしまいます。
また保守面でも、点検時にはいちいち全線の電気を止めないといけなくなってしまいます。
また、架線にトラブルが発生した際、すべての電車が止まってしまい、
動けなくなってしまいます。こうした事態を防ぐため、変電所は複数設置されています。
変電所ごとの架線のつなぎ目をエアセクションといいます。
このエアセクションの区間では、一時的(一般的に数メートル)に架線が2本の状態になります。
いくら同じ直流とはいえ、変電所によって
列車の本数や距離が違ってきますから、どうしても、変電所同士で電位差生じてしまいます。
走行中に通過したり、加速中に通過しても、パンタグラフが動いているので1点に力が集中することはありませんが
このエアセクション区間に電車が止まってしまうと・・・。
一か所に大きな力が加わってしまい、最悪の場合架線が溶けてしまいます。
そのため、このエアセクション区間では、自列車の全パンタグラフが抜け切るまでは止まってはいけません。